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イタリアでスキー・ホテルとアグリのごはん

こんばんわ。
今日はイタリアで泊まったホテルや、おいしいごはんについてアップしたいと思います。

約1年前に行ったイタリア旅行ですが、全日程で7泊8日。ミラノに1泊して車で移動。コルチナに4泊。ベネチアに2泊して帰ってきました。
ホテルの予約は、すべてインターネットで。
昔はFAX送ったりと面倒でしたが、今はほんとに便利になりました。
私はとにかく予算を抑えたかったので、ディスカウントの値段になる、海外ホテル予約サイトですべて済ませました。 私が使ったのは下記のふたつです。
venere.com(海外ホテル予約)
ホテルクラブ(海外ホテル予約)
イタリアに関しては、venere.comが取り扱い件数がとても多く、小さな町も対応しているので、便利かもしれません。
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さて、コルチナのホテルですが、ホテル探しはけっこう大変でした。行ったのが、お正月。現地でもクリスマスから新年のホリデーで、いわばハイシーズン。スキーリゾートは、1週間の滞在が基本なので、4泊とかいう中途半端な日数は受付けないか、1週間分のパック料金を支払うかのホテルが多いんですよね。 でも、なんとか4泊でもOKというホテルを探して、予約しました。
泊まったのは、↓
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コルチナの街の中心から車で10分ほど行ったところにある、ミニホテルというか、スキーロッジでしょうかね。部屋は全部で20室ないくらいの家族経営のホテルです。 名前は、SPORTO HOTEL POCOL。




イタリアのホテルは、高級ホテルであっても、リクエストしないと、バスタブ付の部屋にならないことが多いです。私は何があってもシャーワーだけの部屋は我慢できないので、必ずバスタブ付をお願いします。
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宿は豪華ではありませんが、窓から見える山がほんとに真近で、お風呂に入りながら南チロルの山々が見られる! これがなによりのごちそうでした。
写真は浴室の窓から見た朝焼けの風景です。



夕ご飯はホテルで毎日食べました。スキーで疲れて外に食べに行くのも面倒ですからね。小さなレストランがあって、泊まっている人はたぶんみんなここで食べてる?かな。朝夕ご飯付のパックもあります。 ごはんの時間に毎日顔合わせると、仲良くなったりしてなかなか楽しかったですよ。 メニューは前菜、パスタ類、メインディッシュなんですが、夫が気に入ったのが前菜↓
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いわゆるサラダバーです。 温野菜と生野菜がいろいろ。旅行中は野菜不足になるので、こういうのほんとにありがたいんです。 
葉もの野菜は生、そのほか、ゆで野菜や、 オイルマリネ(アーティチョーク、ビーツ)、 ピクルス(カリフラワー、きゅうり)などなど。 このほか、チーズやナッツ、サラミなど。

パスタ類とメインは日替わりで3種類のなかからチョイスします。
パスタはトマトソースやミートソース、バジルソースなどの定番ですが、いわゆるスパゲッティはありません。北イタリアではあまり食べないんですよね。 手打ちパスタか、ショートパスタか、ニョッキでした。
メインは、仔牛や豚、鶏のステーキに、ソース(ハーブバターソースやトマトソースとか)がついていたり、肉の煮込みとかね。素材に手をあまり加えないシンプルな料理でした。

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さて、ごはんがらみで、今回のイタリア旅行でとてもおいしかったレストランの話をしたいと思います。 レストランといっても、アグリトゥリズモ(農園民宿)です。 

スローフード発祥はイタリアです。その流れをくんで、イタリアではアグリトゥリズモが人気です。農業体験ができる民宿風のものから、貴族の館を改築したヴィラタイプのもの、キッチン付の滞在型ホテル、料理自慢の宿などなど、様々なスタイルがあります。

今回行ったのは、週末にオープンするレストランが大人気というアグリトゥリズモ。
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アグリトゥリズモ・ポルカロカ です。
場所は、ベネチア~車で20分ほど行った郊外にあります。 
イタリアのグルメサイトで人気が高かったのでちょっと気になっていたのですが、たまたまベネチアで泊まったホテルの近所だったので、予約していきました。
宿泊施設もありますが、レストランは週末のみなので、すごーく混んでます。 前の日に予約したら断られたんですが、「翌日の朝にもう一度電話して! キャンセルが出るかもしれないから」と言われ、もう一度電話したら、幸運にもキャンセルがでたので、ランチを食べることができました!
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レストランはかなり広く、100席以上はあるのですが、開店と同時に、つぎつぎお客さんが入ってきて、あっという間に満席になります。 
みなさんご家族・ご親戚など、10人以上の団体様ばかり。 と-っても賑やかで~す。 
子どもも多く、あきると、レストランの庭に出て遊んだりしているので、うちのうるさい息子も目立たずにほっ!という感じでした。

さて、メニューですが、いわゆるおまかせの1コース料理のみ。 
座ったら次から次と料理が出てきます。 アグリトゥリズモのレストランはどこもこんな感じです。 そしてすごいボリュームなのです。 
この日のメニューです。
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前菜 1
自家製生ハム・サラミの盛り合わせ、
自家製ピクルスの盛り合わせ

生ハムの脂が甘くてねっとりしていて、塩味が上品でほんとにおいしかった!



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前菜 2
野菜(トレビスなどの苦味のある野菜)の生ハム巻き、チーズグラタン風







前菜 3  野菜のタルト
    ズッキーニやなす、じゃがいものフィリングにしたタルトです。(もちろん甘くない)


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プリモピアット 1
トレビスのリゾット
紫色で苦味のある野菜・トレビスで作ったリゾット。
鮮やかな紫色がほんとにきれい!
お米の火の通し方もちょうどいい感じ。チーズをふって。




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プリモピアット 2
手打ちパスタのラグー
ミートソースのパスタです。
息子はこれをほんとによく食べました!
かたまり肉を包丁で叩いて細かくしているからか、ソースに肉のだしが効いています。





とここまでで、かなりお腹がいっぱいになります。
このあとは、意識が朦朧としてきて、写真を撮る気もなくなる、「お食べ地獄」に突入~!

この後のメニューを書くと、
セコンドピアット 1 鶏の煮込み、ポレンタ添え

セコンドピアット 2 豚とじゃがいものロースト

サラダ      グリーンサラダ

デザート     ティラミス  チョコレートケーキ  自家製ジェラート

コーヒーまたは紅茶  お茶受けのクッキーやチョコレート

ワインはハウスワインがついています。

とこんな感じです。
お値段ですが、とてもリーズナブルです。
これだけ出て、 1人 25ユーロぐらいだったと思います。
値段もお手頃で、おいしくて、地元の郷土料理が堪能できます。 難点は量が多すぎるということだけですかね。
アグリトゥリズモのレストランはどこも量が多いので、食べきれないときは、 持ち帰りますと言うと包んでくれますよ。

アグリトゥリズモは街の郊外や、田舎のカントリーサイドにあります。
車がないと難しいのですが、イタリアには、田舎の街やカントリーサイドを車で案内してくれたり、アグリトゥリズモ滞在の手配などしてくれるツアーもあります。
このブログにときどき遊びにきてくださる、tlifestyleさんは、イタリア・トスカーナでそんなお仕事をなさっているようですよ。 興味のある方はぜひのぞいてみてはいかがでしょう!


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レシピブログ
by amase-hikari | 2007-12-29 21:42 | その他
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